乾くるみ「イニシエーション・ラブ」
もう数年前に出た小説だが、最近出た文庫版の「一見普通のラブストーリー。ただし、最後から2行目を読んだ瞬間にがらりと姿を変える」という宣伝文句に惹かれ、Amazonで単行本を取り寄せて読んだ。
見事にやられた。確かに最後から2行目で一体何が起こったのかわからず、あわてて最初に戻ってところどころ拾い読みをして仕掛けに気づいた。
その後ネットで検索し、「ゴンザの園」というブログで実に詳細な分析がなされているのを読み、更に鳥肌が立った。ここまで念入りに構成されていたとは!実は表紙の写真までトリックになっているので、その意味では単行本が良いかもしれないが、文庫版の場合は巻末に解説がついているらしい。
一通りこの作品を読んでから、是非こちらのブログもご覧いただくことをお薦めする。
それにしても、とんでもねー奴だ!
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コメント
はじめまして。いつも読ませていただいています。
私もこの本にはヤられました(笑)
でも最後の2行に至るまでに幾つかアヤシイところがあったので意外に驚かなかったけれど、時系列を追いなおしてみて背筋がゾッとしました。
同性でも彼女の行動は怖く感じますし、私には理解し難いかな。
管理人さんはこういう女性、いかがですか?
投稿: COCOA | 7月 21, 2008 10:12 午後
(うまくアップロードされなかったみたいなので再度書き込みます)。
コメントありがとうございます。
私はこの類の小説では、違和感を感じながらも「なんか変だな」ぐらいに思いつつ読み進めてしまうので、大抵いつも作家の狙い通りに驚いてます。
確かにこの状況は当事者だったら到底許しがたいですが、でもこういう女性に限って一見魅力的だったりするのですよね・・・。
投稿: 管理人 | 7月 22, 2008 12:20 午前